海外旅行での悩みの一つは「チップ」ではないでしょうか。

チップ文化のない日本人にとっては、渡すべきシチュエーション・渡す金額・タイミング全てに慣れず、どぎまぎしてしまうものです。

特に初めての海外旅行の時など気が気じゃないですよね。
チップのある国でも「どのような時に、いくら払うか」はそれぞれ違ってきます。

そこで今回はセブ島のチップ事情について徹底解説していきたいと思います。

「セブ島のホテルではチップは必要?」「チップを渡すシチュエーションは?」など徹底解説します!

必要なところではスマートに出せて、不要なところでは払わない、チップで無駄遣いしなくて済む情報をお届けします。




セブ島のチップ事情!チップ文化はある?

意外かもしれませんが、実はセブ島にチップ文化はありません
歴史的にはアメリカの影響を受けていますが、チップ文化が全てに根付いているわけではないようです。

ですので基本的にチップのことを考える必要はなしです!

しかし一部チップを渡した方が良いシチュエーションもありますので、どんな時にいくら渡せばよいのかを詳しく見ていきたいと思います。

セブ島のチップ事情!ホテル編

海外のホテルに宿泊すると、ベットメイキングの人に対して置いていくピローチップがよく行われますよね。
しかしセブ島のホテルでは基本的に不要です。

ただし、セブ市内のマリオット・マルコポーロ・ラディゾンブルくらいの最高級ホテルの場合は、ピローチップを置いていく方が良いでしょう。

ホテルでのチップの相場はというと下記の料金が目安です。

最高級ホテル:100ペソ(約240円)~50ペソ(約120円)
一般的なホテル:20ペソ(約48円)~50ペソ(約120円

セブ島のマクタン島はリゾートホテルが立ち並んでいますが、サービス料込のホテルが多いので基本的にはチップは必要ありません。

置いていく場合は、セブシティ同様に50ペソが相場となります。

セブ島のチップ事情!飲食店編

セブ島のレストランは最初からサービス料込になっている所が多いので、基本的にはチップ不要です

請求書を確認して、サービス料が入っていれば渡す必要はありません。
入っていない場合は料金の10%~15%をテーブルに置いておくか、スタッフの方に渡すようにしましょう。

高級レストランを利用した際に、サプライズなどの特別なお願いを聞いてもらった事があれば、感謝の気持ちでスタッフの方にチップを渡すことも相手に喜んでもらえるでしょう。

その際の決まった相場がないので、自分の気持ちとしてスタッフに渡すかテーブルに置いておくのが良いでしょう。

カフェもチップ不要です。
カフェではレジの近くに「TIPS」と書かれたBOXが置いてあることがあります。

これも必ず入れなくてはいけないわけではありません。
お店や接客が気に入った場合には、帰り際に入れても良いでしょう。




セブ島のチップ事情!タクシー編

タクシーを利用した時は、基本的にはチップを渡す必要はありません
色々な観光地を回ってくれたり、丁寧なサービスをしてもらえた時など気持ちで渡すのはOKです。

渡す金額は特に決まっていませんが、タクシー代で払ったお金のお釣りを渡すことが多いです。

ちなみに観光客相手にチップを請求してくるドライバーさんもいますが、断って構いません。

セブ島のチップ事情!マッサージ店編

セブ島でもマッサージのような個別のサービスを受けた際にはチップを渡すのが主流となっています。
その際の相場は、20ペソ(約48円)~50ペソ(約120円)となっています。

セブ島のチップ事情!注意点

このように、基本的にチップ文化のないフィリピンですので、自分が受けたサービスに対してお礼の気持ち程度に渡すだけで十分です。

注意したいのが、観光客相手にチップを向こうから要求してくる人がいるということです。

例えば、こちらが渡したチップの金額に対して少ないと受け取らなかったり、向こうから「チップ100ペソ」と言って来たり、勝手にサービスをしてチップを要求してくるようなパターンです。

多くはないですが、こういったケースが起こることもあるので注意しましょう。




まとめ


今回はセブ島でのチップ事情について紹介しました。フィリピンでのチップの相場は下記の通りです。

ホテル:50ペソ~100ペソ
飲食店:お釣りのコイン、相場は50ペソ(高級レストランで100ペソ)
マッサージ店:マッサージ代の10%
タクシー:50ペソ~100ペソ

ファーストフード店や地元の飲食店などではチップ不要です。

セブ島旅行の際はチップのことはあまり気にせず、自分が感謝の気持ちを伝えたい時に渡すくらいで大丈夫そうですね。

今回紹介したようなシチュエーションを押さえて、楽しいセブ旅行をお楽しみくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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